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4年前にも同じ茨城でイルカが打ち上がる

TBS系(JNN) 4月10日(金)19時2分配信【TBSニュースより一部コピー

茨城県鉾田市海岸で150頭ものイルカが打ち上げられているが見つかりました。実は4年前にも同じ茨城県の海岸で、50頭ものイルカが打ち上げられていたんです。

「茨城県鉾田市上空です。たくさんのイルカが広範囲にわたって打ち上げられています」(記者)

一体何が起きたのでしょうか。広い海岸線に沿ってイルカが点々と打ち上げられていることが確認できます。

「ご覧ください、こちらのイルカ、体が乾かないように湿ったタオルがかけられています。ヒレもわずかながら動かしています。懸命に生きようとしています」(記者)

10日午前6時15分ごろ、“イルカが100頭以上打ち上げられている、生きているので救助してほしい”といった内容の通報が相次ぎました。警察や市などによりますと、海岸線などでおよそ10キロにわたり、およそ150頭のイルカが打ち上げられているといいます。

「すれちゃって傷ついているけど(海に)戻しても戻らないし。方向感覚がないんでしょう。海の方に戻っていかないんだから」(地元の人)
「こんな上がったことはないよ。初めてだよ」(地元の人)

地元の人などが打ち上げられたイルカを懸命に海へ戻そうとしていますが・・・。弱ってしまっているのでしょうか、波の勢いに押され、前に進むことができません。

「元気がなくて助からないであろう個体は残念ですが安楽死です」(水族館関係者)

イルカなどが打ち上げられると、自治体から救出の要請が入る大洗水族館です。

「現場のスタッフから連絡がありまして、カズハゴンドウで間違いない」(海獣展示課 高石慎也主任)

カズハゴンドウは暖かい外洋に生息し、体長は2~3メートル、体重は200キロ前後。およそ100頭から、多いときには1000頭を超える群れをつくり、行動するといいます。

「大洗水族館では残念ながら、野生の動物を保護収容できる施設がない。現場で健康状態を見極めながら、元気な個体から優先して、できるだけ速やかに海に戻すというのが最善の方法」(獣展示課 高石慎也主任)

イルカやクジラなどが大量に打ち上げられる現象は、「マス・ストランディング」と呼ばれます。周辺の海岸では年に数回、イルカなどが打ち上げられるものの、一度にこれだけの量が打ち上げられるのは、最近では珍しいといいます。考えられる原因について、専門家は・・・

「優秀なイルカでも天候が悪いと(位置が)分からなくなって座礁してしまうことや、サメとかシャチが天敵なので、追いかけられているうちに砂浜に上がってしまうなどそういう説もある。ただ今回の場合、一番考えられる理由はやはり餌を追って、深追いして座礁してしまったというのが一番自然に考えられる説です」(東海大学海洋生物学科 村山司教授)

茨城県内では2011年3月、鹿嶋市の下津海岸にカズハゴンドウが54頭打ち上げられ、地元の住民らか救出作業に当たりました。このときは、32頭が死に、22頭を海に帰しました。

およそ150頭が打ち上げられた10日の救出作業は、容易ではありません。午後になりますと、警察や海上保安庁も救出に参加。イルカをクレーンで引き揚げて船に乗せ、沖合から海へ帰す作業が行われました。

一方で、海岸では、死んだイルカを埋めるための大きな穴が掘られていました。鉾田市や水族館などによりますと、衰弱が激しいものは安楽死させることもあるといいます。(10日18:06).

最終更新:4月10日(金)21時14分
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